雪降る日まで、
悪魔と生活
「じゃあ、契約成立したから・・・
学校までひとっとびだ!!」
・・・あぁ!!!!学校!!!
あと5分しかねえ!!!
・・・・・・・・・・・・・・
ガヤガヤ・・・
「あれ?」
ザワザワ・・・
「ここは・・・学校の体育館?」
ヒソヒソ・・・
「す、すげえ! まじでひとっとびじゃん!!!」
『だれ?あの人・・・』
『いきなりでてきたよね・・・』
「はあ・・・よかった・・・ ただでさえ悪魔の復讐を手伝うってのに 学校で目立ったりしたらめんどくせえからなぁ・・・」
マシロに飛ばされ安心した春はその場で座りこんだ。
逆に安心しすぎて、自分がいま居る場所も知らずに・・・
「ここには俺を知ってる奴はいないはずだから・・・なんとかやっていけるかなぁ・・・」
『・・・そこの新入生、舞台から降りなさい』
「・・・は?」
そう、マシロが飛ばした場所は
全校生徒が最も注目する 舞台上でした。
「・・・ああああああああ!!!!!!!泣」