恋愛図書館
タイトルになぞらえた愛の告白と、トップシークレットは…

当時、俺の胸を擽りながらもぎゅっとして。
今は、恋しさと切なさで押し潰す。



キミの代弁だとゆう絵本の内容は…
むしろ俺の代弁のようで。

だけど、こんな愛くるしい告白はない!と…
読みニヤけて、恥ずかしくなったのを覚えてる。



そうそう、この記念写真のページにちなんで、記念写メを撮ったっけ。

写真嫌いな俺だったけど…
キミは一緒に撮りたいんだろうなと思ったし、俺も一緒に撮りたかったから。

なんて、思い返したり。


今では読むほど切なくて、心が痛くて堪らない内容は…

あの頃より、俺の気持ちを代弁してて。



今改めて解ったよ。




日々増してくキミへの想い…


俺はキミを忘れられない。



きっと、この先もずっと…

時間がそれを奪う事は出来ない。




だったら、幸せを奪ったのは誰なんだ?

親か?キミか?
それとも俺かな…



守ってと綴られたページに…
絶対キミを守ると誓ったのに。

俺が守ったのは、自分の心だった気がする。
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