恋愛図書館
どうしてあの時、キミと向き合えなかったんだろう…
どうして簡単に、キミを諦めてしまったんだろう…
どうしてもっと、キミの心を知ろうとしなかったんだろう…
今さら後悔しても、どうにもならなくて。
それでも後悔の念は、尽きる事なく押し寄せる。
「会いたいよ、結歌…」
思わず呟いた言葉を、寒風がさらってく…
だけど俺の覚悟はもう揺るがない。
必ずキミを見つけ出して、もう1度…
心にそう誓って。
さらわれた言葉がキミに届いてくれたら、
なんて願った。