恋愛図書館
確かに、言われてみれば。


ーもうすっっごくヤバい絶景なの!!ー

その時の言動は、行った事があるのを物語ってて。


なのに、誰とってエピソードが一言も語られなかった事を考えると…

前の男と行った可能性が高いのを、認めざるを得ない。


うわ、キツいな…

胸が、嫉妬の疼きで打ち付けられる。




「でもさぁ?
もしほんとに他の人を想ってたら、とか。
それどころかもう既に他の人と結婚してたら、とか。
そーゆーの考えなかった?」


暫し巧と、口論ってゆう戯れ合いを繰り広げてた章乃ちゃんが…
新たにまた痛いとこをつく。


「…

考えたよ。

まぁその時は…
入り込む余地がなければ見守るけど。

とりあえずは、頑張ってみるかな…」


「うわあ、純愛っ…

イケメンだから許されるけど、一歩間違えばストーカーだね。

ぎゃあ〜、DVっ!」


「オ・マ・エ・わァァア!」

すかさず巧が、首絞めるフリして両手で包むと…
非難しながらも、くすぐったがってハシャぐ章乃ちゃん。
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