恋愛図書館
散々な言われようだけど…
何だかむしろ、清々しい。


それに。

言葉とは裏腹に、真剣に考えてくれてる仕草だったり。
毒付く事で、本人なりに明るく切り替えてる様子に…

巧が本気になったのが解る気がした。


そんな、相変わらず戯れ合ってる2人を眺めて…
羨ましさで軽く白けながらも、微笑ましく思った。






とりあえず俺は…

今後はG公園のある町を中心に、結歌を探そうと思った。


そして願わくは。







キミに会えたら、まず謝って…
言いたい事は決まってる。


「今日までずっと、
ずっと結歌の事が大好きでした」


そしたらキミは「うっそだ〜!」って笑ってよ。

俺は…

「嘘じゃないよ。
だから今度こそ、俺と人生を歩んで下さい」


Yesが返って来るまで、何度も、何度でも、プロポーズするから。







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