恋愛図書館
そして、ふいに結歌が…


「この際2人でクレープカフェやっちゃう!?」

なんてゆうから。


俺も思わず…

「いいね。
まぁクレープに限らず、カフェは一緒にしよっか!」


なんて。
1月から密かに抱いてた新しい夢を、口走ってしまった。


途端、キミは目を丸くして固まって。
俺はハッとして、内心焦る。


だけどすぐに、キミが興奮気味に問い掛ける。


「えっ…いーの?
それホントにいーの!?
うそ、いーのぉっ!?」


「う、うん…
俺の新しい夢なんだけど…

むしろこっちこそ、勝手に夢重ねちゃってよかった?」


「大歓迎だよっ!
それどころかっ、ど〜しようっっ!

ああっ、ヤバいっ!笑いが止まんない…!
こんな嬉しいプレゼントもらって!
こんっな最高の夢までもらっちゃって!

私っ、誕生日運使い果たしてない!?」


「いつも頑張ってるから、不意のサプライズが訪れただけだよ」

前に言われた結歌の言葉を借りて、その興奮をなだめると…

ふふッ!て、屈託のない笑顔が溢れた。
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