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「ワケないじゃん!もおっ…」
手で突き返そうとしたキミが、その貝殻と刻まれたメッセージを映して…
固まる。
"結婚して下さい"
そう伝える貝殻と、
砂浜から出て来たリングケース。
たぶん頭の中は状況判断で忙しいキミから、手元の紙袋を回収すると…
「一生、俺の隣に居てくれませんか?」
取り出したリングケースを開けて、キミの前に差し出した。
ゆらゆらと、エンゲージリングから俺へと視線を移したキミは…
途端!
両手で顔を覆って俯いた。
その状態は、けっこう長く感じたけど…
その身体は微かに震えてて、泣いてるんだと思った。
ら、急に顔を上げて。
自分用の貝殻とマジックを手に取り…
メッセージを刻んだそれを突き出して来た。
"キザ!"
そう伝えて来た貝殻に…
思わず吹き出しそうになる!
「え、返事…は?」
必死にニヤケを抑えて、気が気じゃない答えを探るも…
キミは視線を外して、戸惑い顔を覗かせる。
手で突き返そうとしたキミが、その貝殻と刻まれたメッセージを映して…
固まる。
"結婚して下さい"
そう伝える貝殻と、
砂浜から出て来たリングケース。
たぶん頭の中は状況判断で忙しいキミから、手元の紙袋を回収すると…
「一生、俺の隣に居てくれませんか?」
取り出したリングケースを開けて、キミの前に差し出した。
ゆらゆらと、エンゲージリングから俺へと視線を移したキミは…
途端!
両手で顔を覆って俯いた。
その状態は、けっこう長く感じたけど…
その身体は微かに震えてて、泣いてるんだと思った。
ら、急に顔を上げて。
自分用の貝殻とマジックを手に取り…
メッセージを刻んだそれを突き出して来た。
"キザ!"
そう伝えて来た貝殻に…
思わず吹き出しそうになる!
「え、返事…は?」
必死にニヤケを抑えて、気が気じゃない答えを探るも…
キミは視線を外して、戸惑い顔を覗かせる。