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「…広部さんは、大丈夫なんですか?」
「もちろんです。
桜菜が生まれた時から、こんな風に関わって来たので慣れっこです。
だいたい、今は夏休みですが幼稚園の都合もありますし。
なにより、結歌の両親に任せる訳にはいきません。
まぁ、世間体を気にする方なので、あちらから希望する事はないでしょうが…
例え希望されても、私はあのご両親を信用してないので、お断りするつもりです。
結歌から任されたのは私なので、私が責任を持って預かります。
それに、主人も協力してくれるので大丈夫です」
話によると、広部さんのご主人は精神科医らしく…
虐待で受けたトラウマの治療に通っていた時の主治医だそうだ。
俺は、肩身が狭い思いで一杯だったけど…
「ありがとうございます…
桜菜を、お願いします。
ご主人にもどうか、よろしくお伝え下さい」
「頭を上げて下さい。
育児に関わる事は、私にとってもリハビリなので…
有難いんですよ?」
そう言われて、顔を向けると…
宥めるように頷きが返された。
「もちろんです。
桜菜が生まれた時から、こんな風に関わって来たので慣れっこです。
だいたい、今は夏休みですが幼稚園の都合もありますし。
なにより、結歌の両親に任せる訳にはいきません。
まぁ、世間体を気にする方なので、あちらから希望する事はないでしょうが…
例え希望されても、私はあのご両親を信用してないので、お断りするつもりです。
結歌から任されたのは私なので、私が責任を持って預かります。
それに、主人も協力してくれるので大丈夫です」
話によると、広部さんのご主人は精神科医らしく…
虐待で受けたトラウマの治療に通っていた時の主治医だそうだ。
俺は、肩身が狭い思いで一杯だったけど…
「ありがとうございます…
桜菜を、お願いします。
ご主人にもどうか、よろしくお伝え下さい」
「頭を上げて下さい。
育児に関わる事は、私にとってもリハビリなので…
有難いんですよ?」
そう言われて、顔を向けると…
宥めるように頷きが返された。