恋愛図書館
「私は、母親からの虐待だったので…

自分も母親になったら、同じ事をするんじゃないかと…
ずっと子供を持つのが怖かったんです。

虐待のトラウマを抱えて子育てを覚悟するのは、並大抵の事じゃありません。

でも結歌は私を信じて、大事な娘と関わらせてくれて…
おかげで桜菜と接する内に、だんだんと自分の中に何かが芽生えて…

それに主人も本当に支えてくれましたし。
結歌も頑張ってるから、私も頑張ろう!って…
2つも年上なのに情けないですけど。

だから今では、前向きに考えてるんですよ?
私は、結歌と桜菜に希望を与えられたんです。

早坂さんも…
希望、信じて下さいね?」


「っ…

はいっ…、本当にありがとうございます」



悲しい現実から希望を見い出す内容に、胸を打たれて…

それは降ってきたキミの言葉と合わさって…


心が希望で詰まってく。




それを早速、明日キミにも届けるよ。


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