恋愛図書館
翌日。
いつも通りに起きて、
いつも通りに仕事して。
いつも通り、遅い帰宅をすると…
キミごと、その痕跡が消えていた。
やっと出て行ったのか…
鍵はドアポストに返されてて…
テーブルには、1冊の本が置かれてた。
そうか…
今日は俺の誕生日だったな。
この期に及んで、何のつもりだ?
1年前の今日を、思い出す…
*
*
*
「ヘパ飲んだか?メシ食ったか?
今日はお前が主役なんだから、しっかり気合い入れろよ〜」
「わかってる。
まぁ気合いもそうだけど、精一杯楽しむよ」
誕生日なんかどうでもいい…
けどホストにとっては、最も代表的なビッグイベントだ。
「楽しむ、か…
お前の接客スタイルがイイ感じに変わって、せっかく伸びて来たのに…
今日で最後とか、勿体無いよな」
寂しそうな巧に、苦笑いを返した。
今日は俺のバースデーイベント兼、
引退のラストイベントでもあった。
いつも通りに起きて、
いつも通りに仕事して。
いつも通り、遅い帰宅をすると…
キミごと、その痕跡が消えていた。
やっと出て行ったのか…
鍵はドアポストに返されてて…
テーブルには、1冊の本が置かれてた。
そうか…
今日は俺の誕生日だったな。
この期に及んで、何のつもりだ?
1年前の今日を、思い出す…
*
*
*
「ヘパ飲んだか?メシ食ったか?
今日はお前が主役なんだから、しっかり気合い入れろよ〜」
「わかってる。
まぁ気合いもそうだけど、精一杯楽しむよ」
誕生日なんかどうでもいい…
けどホストにとっては、最も代表的なビッグイベントだ。
「楽しむ、か…
お前の接客スタイルがイイ感じに変わって、せっかく伸びて来たのに…
今日で最後とか、勿体無いよな」
寂しそうな巧に、苦笑いを返した。
今日は俺のバースデーイベント兼、
引退のラストイベントでもあった。