恋愛図書館
そして今日も…
「おはよっ」
愛しい声が、耳に心地よく流れ込んでくる。
「ん…、おはよ…」
朝だけは甘えたい俺は、寝ぼけながらキミを抱き寄せる。
どっちからともなく…
おはようのキスを交わすと、時々。
「…っ、もっ…長いよっ?」
「もう少しだけ…」
止まんなくて、キミを腕の中に閉じ込める。
「もうっ、桜菜はとっくに起きてるよっ?
道哉も頑張って下さーい」
だけど大体、愛娘とゆう急所を出されてかわされる。
「あ、今日の麻里ちゃんトコのお祝いディナーだけどさ…
幼児食の準備はバッチリですかっ?」
「…当たり前だろ?
最高のディナーにするよ」
「さっすが道哉っ!もぉ、大好きっ…」
不意に。
キミから熱烈なキスが少しの間再開されて…!
ああ、もう…
たまにこんなサプライズがあるから堪らない!
よし、頑張ろ。
今日はどんな楽しさを起こせるかな?