彼は黒で彼女は白〜俺様社長の甘い罠〜
…結局、誤解は解け、遅いパーティーになったが、3人で楽しく過ごすことが出来た。

本当は仲が良かった琉偉と零士。

何かと言い合いしながらも、2人の顔には笑顔があって、雪はそんな2人を微笑ましく見守りながら、知らないうちにお酒を飲み過ぎていた。

「…雪?」

琉偉が気づいた時には、雪はお酒に酔ってソファーで眠ってしまった。

忙しい仕事の合間に、これだけの準備をしてくれた雪に感謝しつつ、雪をお姫様抱っこした琉偉は寝室に連れて行き、ベッドに寝かせると、布団を被せた。

寝室から出てリビングに向かうと、零士が食器を片付けていた。

「…悪いな零士。…その、ありがとう」

少し照れくさそうに琉偉が言うと、零士は小さく頷く。

< 143 / 143 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:37

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

白の悪魔と黒の天使

総文字数/7,851

恋愛(純愛)19ページ

表紙を見る
大人の恋は難しい

総文字数/1,567

恋愛(その他)4ページ

表紙を見る
俺様社長のプロポーズ?!

総文字数/4,334

恋愛(オフィスラブ)12ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop