彼は黒で彼女は白〜俺様社長の甘い罠〜
キッチンの方に目を向けると、中から、琉偉と同じ、大きな瞳に二重というとってもかわいらしい女性が出てきた。
年齢不詳とは、まさしくこの事。さつきは、琉偉の姉らしいが、雪と変わらない様な容姿をしている。
「…貴女が雪ちゃん?」
「ぁ、はい。初めまして、白井雪です」
慌てて自己紹介して頭を下げると、さつきは、ニッコリ笑って挨拶を返した。
「本当に綺麗な子ねぇ。マー君の言う通り」
「…マー君?…プ」
見るからにイケメンの課長。優しい顔ではあるが、マー君と呼ばれていると思うと、何だかミスマッチで、雪は思わず吹き出してしまった。
課長も少し恥ずかしそうに、頬をポリポリとかいている。
「さつき、白井さんが、ケーキを持ってきてくれたよ」
「わぁ、ここのケーキ大好き!ありがとう雪ちゃん、お昼ご飯の後に、頂きましょうね」
と、本当に嬉しそうな顔で言っている。
「準備にもう少し時間がかかりそうだから、有斗と遊んでて」
「え、あ、何かお手伝いは?」
「いいわよ。今日初めてきてくれたんだから、寛いでて」
終始ニコニコしながらそう言うと、さつきはキッチンの中に入って行った。
「…そんなに気を遣わなくていいよ。さつきは、誰かにおもてなしするのが好きだから…今日は特に張り切ってるよ」
そう言って課長は笑った。
年齢不詳とは、まさしくこの事。さつきは、琉偉の姉らしいが、雪と変わらない様な容姿をしている。
「…貴女が雪ちゃん?」
「ぁ、はい。初めまして、白井雪です」
慌てて自己紹介して頭を下げると、さつきは、ニッコリ笑って挨拶を返した。
「本当に綺麗な子ねぇ。マー君の言う通り」
「…マー君?…プ」
見るからにイケメンの課長。優しい顔ではあるが、マー君と呼ばれていると思うと、何だかミスマッチで、雪は思わず吹き出してしまった。
課長も少し恥ずかしそうに、頬をポリポリとかいている。
「さつき、白井さんが、ケーキを持ってきてくれたよ」
「わぁ、ここのケーキ大好き!ありがとう雪ちゃん、お昼ご飯の後に、頂きましょうね」
と、本当に嬉しそうな顔で言っている。
「準備にもう少し時間がかかりそうだから、有斗と遊んでて」
「え、あ、何かお手伝いは?」
「いいわよ。今日初めてきてくれたんだから、寛いでて」
終始ニコニコしながらそう言うと、さつきはキッチンの中に入って行った。
「…そんなに気を遣わなくていいよ。さつきは、誰かにおもてなしするのが好きだから…今日は特に張り切ってるよ」
そう言って課長は笑った。