深夜0時、キミと待ち合わせ。
「真夜中くんが、私の手いきなりつかんで、ここまで連れてきたんだよ……」
説明していて、嬉しいような悲しいような、複雑な気持ちになる。
「あー、そうだ、うん。何かさ、鈴木たちが無言ちゃんの話してたの聞こえたから、またなんか変なことしでかそうとしてんのかと思って、逃がそうかと……。……あれ、違った?」
寝ぼけているのか、真夜中くんは場所を把握するようにキョロキョロと周りを見ている。
寝てたのに、教室の声が聞こえていたの?
私の名前も?
私のために、こんなことをしてるの?
「何もされないよ……。しかも教室でとか……」
「んー、あ、そっか、そういやあそこ教室だった」
やっぱり寝ぼけてる。
説明していて、嬉しいような悲しいような、複雑な気持ちになる。
「あー、そうだ、うん。何かさ、鈴木たちが無言ちゃんの話してたの聞こえたから、またなんか変なことしでかそうとしてんのかと思って、逃がそうかと……。……あれ、違った?」
寝ぼけているのか、真夜中くんは場所を把握するようにキョロキョロと周りを見ている。
寝てたのに、教室の声が聞こえていたの?
私の名前も?
私のために、こんなことをしてるの?
「何もされないよ……。しかも教室でとか……」
「んー、あ、そっか、そういやあそこ教室だった」
やっぱり寝ぼけてる。