深夜0時、キミと待ち合わせ。
「シャーペン?あー、分かんね。今日まだ1回もペン触ってねーから。勝手に探して」
「おい、お前ー」
佐伯くんは、ブツブツと文句を言いながら、真夜中くんのペンケースを探る。
教室から出ようとしたのだけど、真夜中くんが友達と話しているのがめずらしくて、つい見てしまう。
どんな話をするんだろう。
……これって、盗み聞きかな。
「何だよ、1回も触ってねーとか。もう午前中終わったぞ」
「ずっと寝てたから」
「はぁ?」
ペンケースから1本ペンを取り出した佐伯くんは、ため息をついて、
「レイジ、中学の時は居眠りなんかするような奴じゃなかったじゃねーか」
耳の疑うことを言ってのけた。
「おい、お前ー」
佐伯くんは、ブツブツと文句を言いながら、真夜中くんのペンケースを探る。
教室から出ようとしたのだけど、真夜中くんが友達と話しているのがめずらしくて、つい見てしまう。
どんな話をするんだろう。
……これって、盗み聞きかな。
「何だよ、1回も触ってねーとか。もう午前中終わったぞ」
「ずっと寝てたから」
「はぁ?」
ペンケースから1本ペンを取り出した佐伯くんは、ため息をついて、
「レイジ、中学の時は居眠りなんかするような奴じゃなかったじゃねーか」
耳の疑うことを言ってのけた。