深夜0時、キミと待ち合わせ。
今すぐ会いたい



私の気分がどんなものであっても、関係なく朝は訪れる。

今日は日曜日。

学校に行って、教室で眠っている真夜中くんを見るのはまだ辛いから、休日でよかった……。


いつもならとっくに柿崎さんは起きている時間だけど、今日はまだベッドの上で目を瞑っている。


佐伯くんが吹き込んだ、目覚ましアラームが鳴っていない。

使うの、やめたんだ……。

それは、真夜中くんのことが好きだから?

ううん、やめよう、こんなこと考えるの。

昨日散々謝られたのに、私がこんな顔をしていたら柿崎さんが気にしてしまう。


深呼吸を2回。

心を落ち着かせ、柿崎さんのベッドに近づいた。
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