深夜0時、キミと待ち合わせ。
「い、痛い……」
怒ってる。
いつもならきっと、笑って手を離してくれた。
跡が残りそうなほどに強い、男の人の力。
こんなことで嬉しくなる私は、どうしようもない……。
「無言ちゃんってさ、俺にどうして欲しいわけ」
らしくもなく苛立っている声に、私は身を縮めた。
どうして欲しいって、そんなの……決まってる。
「素直に……なってほしい」
怒ってる。
いつもならきっと、笑って手を離してくれた。
跡が残りそうなほどに強い、男の人の力。
こんなことで嬉しくなる私は、どうしようもない……。
「無言ちゃんってさ、俺にどうして欲しいわけ」
らしくもなく苛立っている声に、私は身を縮めた。
どうして欲しいって、そんなの……決まってる。
「素直に……なってほしい」