深夜0時、キミと待ち合わせ。
ウジウジとしててやだな、私……。


でも、どれだけ今が辛くても、真夜中くんに柿崎さんの本当の想いを伝えたことは、後悔していない。

正しいかどうかなんて分からない。

まだまだ諦めることも、この恋を手放すことも出来ないけど。


あれ……。

上を見ていても、涙って零れるんだ。



願いが叶うなら、昨日の夜、私が遮った真夜中くんの言葉。

あの先が聞きたい。
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