深夜0時、キミと待ち合わせ。
「ま、まよなかくん……」
「なに?」
なに?じゃないよ。
いっぱい考えたんだから。
ずっと真夜中くんのことばっかり考えてた。
目が合うだけで、笑いかけられるだけで、こんなにも嬉しい。
「ありがとう……、助けてくれて。……なんで分かったの?」
「ああ、たまたま真上の廊下から、窓見てた。無言ちゃん告られてんなって思ったんだけど、なんかどんどんヤバくなってったみたいだから、走ってきた。間に合ってよかったよ」
私のために、走ってくれたんだ。
私のために、ここにいるんだ。
私は真夜中くんの好きな子じゃないのに、必死になってくれた。
嬉しくて、……苦しい。
「なに?」
なに?じゃないよ。
いっぱい考えたんだから。
ずっと真夜中くんのことばっかり考えてた。
目が合うだけで、笑いかけられるだけで、こんなにも嬉しい。
「ありがとう……、助けてくれて。……なんで分かったの?」
「ああ、たまたま真上の廊下から、窓見てた。無言ちゃん告られてんなって思ったんだけど、なんかどんどんヤバくなってったみたいだから、走ってきた。間に合ってよかったよ」
私のために、走ってくれたんだ。
私のために、ここにいるんだ。
私は真夜中くんの好きな子じゃないのに、必死になってくれた。
嬉しくて、……苦しい。