深夜0時、キミと待ち合わせ。
バレないように、こっそりと涙を拭う。
安心して、体から力が抜ける。
「無言ちゃんさぁ、その髪どうしたの。誰かと思ったよ」
「あ、これ、同じ部屋の子がやってくれたの。こういうの得意なんだって。すごいよね……」
「へぇ。流行ってんの?同じ髪型、どっかで見た」
「流行ってるかは……分かんないけど……」
なぜなら私は、ぼっち女。
そんな会話をする相手がいないし、本ばかり読んでるから世の情報にも乏しい。
真夜中くんが見たのって、柿崎さんかな。
前髪を上げている人なんてたくさんいるから、違うかもしれないけど。
安心して、体から力が抜ける。
「無言ちゃんさぁ、その髪どうしたの。誰かと思ったよ」
「あ、これ、同じ部屋の子がやってくれたの。こういうの得意なんだって。すごいよね……」
「へぇ。流行ってんの?同じ髪型、どっかで見た」
「流行ってるかは……分かんないけど……」
なぜなら私は、ぼっち女。
そんな会話をする相手がいないし、本ばかり読んでるから世の情報にも乏しい。
真夜中くんが見たのって、柿崎さんかな。
前髪を上げている人なんてたくさんいるから、違うかもしれないけど。