深夜0時、キミと待ち合わせ。
「ねぇー、もぉー、紗帆ちゃん聞いてぇー!今日ね、うちのクラスに蜂入ってきたんだよ!男子が窓開けっぱなしにしてたの!誰もやっつけようとしないから、大変だった!」
柿崎さんは、隣のクラス。
そういえば、3時間目に、壁越しに悲鳴が聞こえてきたような……。
「みーんな机の下に隠れちゃってさ、蜂の音だけすんの。すっごい怖かっ……」
大きな手振りで状況を必死に説明する柿崎さんが、ピタッと止まった。
彼女のスマホが、ラインメッセージを受信し、電子音が鳴った。
「あっ。タケくん帰ってきたっ」
柿崎さんは、隣のクラス。
そういえば、3時間目に、壁越しに悲鳴が聞こえてきたような……。
「みーんな机の下に隠れちゃってさ、蜂の音だけすんの。すっごい怖かっ……」
大きな手振りで状況を必死に説明する柿崎さんが、ピタッと止まった。
彼女のスマホが、ラインメッセージを受信し、電子音が鳴った。
「あっ。タケくん帰ってきたっ」