~こどもの恋愛~それから…1
俺も、留里に支えてもらって、自分の教師になるという夢を実現させたのだから……。


しかも、高校生活の間も教師と生徒という立場のため、沢山我慢させたしな。


これからは、俺が留里の夢を実現させるため、力になりたいんだ。

何が出来るかわからないけど…。


気持ち的な部分だけでもサポートできれば。


「神谷さん…?さっきは、無理なんて言ってごめんなさいっ。」


俺は帰ろうとしていて、玄関外に留里が見送りに来てくれていた。

「うん…?いいんだよ。」


「あたし、本当はずっと一緒にいられたら幸せなんだけど……。神谷さんの近くにいたら、甘えが出ちゃうから…。しばらくは、お仕事頑張らないとだし、お父さんお母さんにも、恩返し?してから……。」
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