~こどもの恋愛~それから…1
留里は、見た目の子どもっぽさに反して、凄くしっかりしたところもあるんだ。


「そうだよな……。なんだか、俺のほうが、お子ちゃまみたいだよな…。」

留里と一緒に暮らしたいと単純に思ったけど…。


「……?」



不思議そうに俺を覗きこむ留里を、抱き締めてため息をついた。



「そのうち、一緒に暮らしたいな…。」


「うんっ…。」


留里が俺の身体にまわした腕に力が入った。


「……大好き。」



「……そんなこと言われたら、また襲うぞ。」



俺は、長い間留里にハマってるんだ。


多分、これからもずっとだな…。
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