~こどもの恋愛~それから…1

塚原先生と二人で、明日から始まる新学期や、学校の話などしていた。



サバサバしている塚原先生をみて、なんだか俺に好意があるみたいだと自分で思いこんでいたのが、自意識過剰だったみたいで恥ずかしくなった。



何もないなら、それに越したことはないけどな。


そんなことを考えていた。


すると、



「…神谷先生……?」


そう呼んだ塚原先生の声のトーンが、いつもと違うような気がした。




気付いたときには、神谷先生が俺に抱き付いていた。
< 28 / 79 >

この作品をシェア

pagetop