~こどもの恋愛~それから…1
車をスタートさせる。


「何か、せっかくだったのに、嫌な思いさせてごめんな。」


空いてる手で留里の頭を撫でる。



留里がやっと顔をあげた……。


「アハッ、塚原先生、神谷さんのことスキなのかな?…良かったの?あたしたちの付き合いバレて…。」



キキーッ。

俺は車を路肩にとめた。


ハンドルの上に伏せてため息をついた…。


「神谷さっ……。ぁっ…。」



留里を引き寄せて、キスをした。



留里が壊れてしまいそうな激しいキスだった。

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