~こどもの恋愛~それから…1
それから数日たっても、俺は何も動けずにいた。
ただ、眠れない日々が続いていた。
留里からも、なんの連絡もなかった。
このままじゃいけないとわかっているのに…。
学校では、塚原先生が相変わらず不敵な笑みを浮かべていた。
俺は、多分……。
塚原先生が、留里にくだらない忠告をしたことより、留里がそれを跳ね返してくれなかったことのほうが悲しかったんだ。
でも……塚原先生を、結果的に仕向けることになってしまった原因は俺だ…。
どうして、俺たちの関係は、軽く見られてしまうんだ?
たった7才の違いなのに…………。