溺愛されすぎっ!!
「……えっ?」



「……ったく。
隙だらけなんだよ、綾音は」



そう言うと……。



火を止めた月星は、あたしの腕を掴んで、軽く引っ張った。



「わかってんのか?
おまえは、俺らの……。
大事な幼なじみなんだって」



そう言いながら……。



月星は、あたしの体を抱きしめた。



「離すわけ、ねーだろ」
< 111 / 347 >

この作品をシェア

pagetop