溺愛されすぎっ!!
そう思ったら……。



胸がすごくズキンとした。



羽海、すっごく可愛かったのにな。



ヤンチャだけど、そこがけっこう好きだったのにな。



そんなことを考えて……。



ふっと小さくため息をついて、羽海に背中を向けようとした。



その瞬間……。



「なーんて、ね」



羽海の、おどけたような声が響いた。
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