溺愛されすぎっ!!
「……は?」



「だって……。
月星には勝ってもらわないと、困るんだ。
綾音を……西口なんかに……」



「渡すわけ、ねーだろ?
おまえ、俺を誰だと思ってんだよ」



そんなことを、生意気そうに言う月星。



一旦、部屋を出て行ったけど……。



すぐに戻ってきて、羽海に言った。



「おまえ、体育館に来るならさ。
ピアスは、ちゃんと外しとけよ?」
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