溺愛されすぎっ!!
月星は、どこから持って来たのか、丸イスにゆっくり腰掛けた。



「…………」



いやいやいや。



俺だったら、勝てないね。



月星とは、出来が違うから。



天井を見ながら、心の中でぼそぼそつぶやく。



すると……。



「羽海。
手ぇ出せ」



そう言って月星は、ピアスを見せた。
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