溺愛されすぎっ!!
「さっき預かったの、返しとく」



「あー……。
そっか……」



ベッドに起き上がり、左手を伸ばす。



そこに、月星は、ピアスを落とした。



落としたんだけど……。



「あ、れ?」



そこには……俺が、月星の家の風呂で外した、3人お揃いのピアスが混じっていた。



うそ、だろ?



そこに、あのピアスがあることが意外すぎて、声が出せない。

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