溺愛されすぎっ!!
「はー?
じゃあ、なに?
あのドSヤローに聞くしかないってわけ?」



心底イヤそうな顔をして。



「うげー」



羽海がそう言った瞬間……。



「誰がドSヤローだって?」



トイレから戻ってきたらしい、月星の低く響く声がした。



「ひぃー!
魔王が帰ってきた!」



「羽海、魔王じゃないよ。
悪魔だよ!
サタン、サタン!!」

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