溺愛されすぎっ!!
羽海が唇を尖らせた。



「寝たふりなんか、してやんの!」



「ち、違うって」



「違わねーだろ」



「今、目が覚めたの。
耳元でわちゃわちゃうるさいから」



「へー。
じゃあ、全部、聞いてたんだ~。
俺たちの会話~」



ニヤニヤっと。



いたずらっ子みたいな顔をする羽海。

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