溺愛されすぎっ!!
「う~う~」



恥ずかしくてうなったら、



「じゃあ、もちろん、アレも知ってた?」



と、甘く輝く瞳で聞かれた。



「……あれって……なに?」



そう聞いたあたしの唇をひとさし指で、スッと押さえる。



「そんなの、もちろん。
月星がした、でこちゅーに、決まってんじゃん」



「……っ!!!!!」



思わず、息をのんで、目を見開いてしまった。

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