You…
すると晃は、あたしが思っているよりも深刻には考えていなさそうだった。


「大丈夫だよ。べつに毎日、委員会があるわけじゃないんだし」

「それはまぁ…そうだけど」

「それに、どうしても部活に行かないといけねぇときは、1人で優花が出席してくれるって言うし」


晃は、優花の方に顔を向ける。


「そうなの…優花?」

「うん。晃くんも部活で忙しいだろうし。学級委員と部活を両立できるように、2人で話し合ったの」
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