You…
少し頬を赤くして話す、優花。

その姿はまるで、瀬川先輩の話をする…ついこの間のあたしのようだった。


それを見て、優花は晃に恋をしてるんだ。

…と、確信した。


「で…でも晃って、告っきた女の子…すぐフるよ?」

「…うん。前に、優花が話してたよね」

「だから、晃はやめといた方がいいよっ…。優花が傷つくだけだよ…」


優花が晃に泣かされる姿なんて、…そんなの見たくない。
< 192 / 437 >

この作品をシェア

pagetop