You…
だから聞かなくても、高校に入ってもサッカーを続けるんだろうなぁと思っていた。


予想通りの答えに、あたしはなにも驚きはしなかった。


「そうだ!この前発売したマンガ、確か晃、新巻買ってたよね!?」

「ああ」

「じゃあ、今から晃の家に読みに行ってもいいっ?」

「べつにいいけど」


学校帰りも、毎回こんな感じ。

晃の部活がない日は、いっしょに帰っていた。
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