私は必要なの!?
家に着いて・・・・・・。

拓哉兄ちゃん「2人とも部屋で寝てろよ。お昼は俺が作るからな。」


私・省太兄ちゃん「分かった。部屋で寝てるね。起こしにきてね。」




拓哉side


お昼ご飯出来上がったな。2人はあんまりたべられないだろうからこれぐらいかな?

俺「菜乃花?省太?おきろよ!」


菜乃花・省太「はーい。」


食事をしながら・・・・・・。

菜乃花side

拓哉兄ちゃん「2人とも無理し過ぎはダメだぞ!多少の我慢は必要だけど、ここまで我慢しなくていい。」

省太兄ちゃん「だって、拓哉兄ちゃんは菜乃花のことと仕事だけで大変なのに、俺まで迷惑かけれないよ。もう俺、大人だし。」


私「私だってもう、中学生だよ?自分で自分の体ぐらい管理できるよ!それにこれから省太兄ちゃんだって忙しくなるんだしさ。」


拓哉兄ちゃん「2人とも遠慮し過ぎなんだって!俺は1度も迷惑とか思ったことないぞ。だって、それをなんとかすんのが俺の仕事なんだから。省太ももう看護師だからって言っても、俺にはたまには甘えろよ。弟なんだからさ。」


省太兄ちゃん「ありがとう。でも、出来るだけは自分でやるからさ。」


私「うん。私も拓哉兄ちゃんのためになることなんかするよ。」


拓哉兄ちゃん「2人ともありがとう。菜乃花、優しくなったな。食べ終わったら2人とも聴診と体温はかるな。省太は明日の仕事はこの後の聴診次第。ただし、行けたとしてもすぐに発作になったら俺に言うんだぞ。」


3人「ごちそうさまでした。」


ソファの上で・・・・・・。


拓哉兄ちゃん「まずは菜乃花!服上げて、吸って、吐いて、吸って、吐いて・・・・・・。今日の夜、発作起きないで明日は熱下がったら学校な。はい、体温計。次、省太!服上げて、吸って、吐いて、吸って、吐いて・・・・・・。省太も今日の夜発作起きないで明日、熱なかったら仕事な。はい。体温計。」

私「拓哉兄ちゃん、体温計なったよ。36.8°だよ。」

拓哉兄ちゃん「若干、微熱だな。朝よりは下がってるけどな。明日の用意して寝てな。」

省太兄ちゃん「俺は36.9°だけど?」

拓哉兄ちゃん「お前も一緒。明日の用意して寝てろよ。」

私・省太兄ちゃん「はーい。」



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