聖夜の夜に…


「あんたなんなの?!
ずっとそうやって被害妄想してるつもり?!
一番の被害者は私なのよ!
あんたを産んだせいで私の人生めちゃくちゃだわっ!
あんたなんて産まなきゃよかった!

産まなきゃよかったのよっ!




























…なんて、言えない。」

傷つく言葉を私に浴びせたと思えば

いきなり泣き崩れなお母さん。

私の目には膜が張っていて、

涙目になっていた。


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