聖夜の夜に…
「え?!穂花ちゃん?!」
柴崎の声を無視して私は、
4時半開始のバイト先へとノンストップで、猛ダッシュをした。
そして、バイト先のファミレスに着くと急いでシフトに入った。
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9時半にバイトを上がって、
繁華街に足を進めた。
そして、行きつけのパン屋さん。
サンタさんに会いに、気づけば足はパン屋さんの方向に向かっていた。
かじかむ手を摩りながら歩きを進めると見えてくるパン屋さん。
そして、店の外に定番の衣装の細身のサンタさんがミニ黒板を持って立っていた。