Kanade
第1章
高校3年生
それぞれが自分の
夢に向かって歩み出す時期
これは、ある高校生達の
まっすぐに夢を追いかけた日々である。
~第一章 有志団体~
テストが終わって少し気が緩んでいた。
それに加えもう少しで夏休みということで
教室は賑やかだった。
「伶音ー」
いきなり鈴音が話かけてきてびっくりした
「うん?なにー?」
「いや ー 」
鈴音とは生まれた時からの付き合いで
いわゆる幼馴染というやつだ。
親同士が仲が良く、小さい頃は鈴音の家でバーベキューやクリスマスパーティをしたものだ…。
「でさ ー って伶音聞いてる?」
「え、あ、うん」
「絶対聞いてないだろ」
「朝がトーストだったって話でしょ?」
「…お前人の話適当に聞き流してんじゃねーよー。この、この」
「うわっ…ギブギブ…ゴホッ」
「たっくよー。あ、そうそうそれで ー 」
朝のHRが始まるチャイムが鳴った
鈴音は仕方なく自分の席に戻っていった
ちょうどチャイムがなり終わる頃に先生がはいってきた。
「ほーい、朝のHRはじめんぞー」
「起立、礼、おはようございます」
先生はみんなが席に着いたのを確認して
出席をとっていった。
「よし!全員いるな!」
先生はみんなを見回して
「テストが終わって、もうすぐ夏休みだけど…夏休みが終わったら文化祭があるからそれでこの学校の文化祭恒例行事なんだが歌ったりダンスしたりなんでもいいんだ
有志団体でてくれるやついないか?」
「………………。」
「まあ、今日の帰りのHRでまた聞くから、今日の間に仲間とか探しておくんだな。あ、強制じゃないからなー。」
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り先生がでていった
「伶音ー!さっきの話なんだけどさー」
「えー、あ、うん」
俺はさっき鈴音がなにかを言いたがってたことを思いだした。
「有志団体やんね?」
俺はまだ知らなかった。
この一言が俺の人生と、これからの日々を
鮮やかに彩っていくことを…
~第一章~ 完
それぞれが自分の
夢に向かって歩み出す時期
これは、ある高校生達の
まっすぐに夢を追いかけた日々である。
~第一章 有志団体~
テストが終わって少し気が緩んでいた。
それに加えもう少しで夏休みということで
教室は賑やかだった。
「伶音ー」
いきなり鈴音が話かけてきてびっくりした
「うん?なにー?」
「いや ー 」
鈴音とは生まれた時からの付き合いで
いわゆる幼馴染というやつだ。
親同士が仲が良く、小さい頃は鈴音の家でバーベキューやクリスマスパーティをしたものだ…。
「でさ ー って伶音聞いてる?」
「え、あ、うん」
「絶対聞いてないだろ」
「朝がトーストだったって話でしょ?」
「…お前人の話適当に聞き流してんじゃねーよー。この、この」
「うわっ…ギブギブ…ゴホッ」
「たっくよー。あ、そうそうそれで ー 」
朝のHRが始まるチャイムが鳴った
鈴音は仕方なく自分の席に戻っていった
ちょうどチャイムがなり終わる頃に先生がはいってきた。
「ほーい、朝のHRはじめんぞー」
「起立、礼、おはようございます」
先生はみんなが席に着いたのを確認して
出席をとっていった。
「よし!全員いるな!」
先生はみんなを見回して
「テストが終わって、もうすぐ夏休みだけど…夏休みが終わったら文化祭があるからそれでこの学校の文化祭恒例行事なんだが歌ったりダンスしたりなんでもいいんだ
有志団体でてくれるやついないか?」
「………………。」
「まあ、今日の帰りのHRでまた聞くから、今日の間に仲間とか探しておくんだな。あ、強制じゃないからなー。」
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り先生がでていった
「伶音ー!さっきの話なんだけどさー」
「えー、あ、うん」
俺はさっき鈴音がなにかを言いたがってたことを思いだした。
「有志団体やんね?」
俺はまだ知らなかった。
この一言が俺の人生と、これからの日々を
鮮やかに彩っていくことを…
~第一章~ 完