『 忘れかけてた恋の色 』~ 短編 2部作~
紗織:『矢嶋さん…?』
直希:『こんな時間に何してんだ』
紗織:『別に何も…』
矢嶋への苦手意識から視線を外し俯きながら答えた。
直希:『あのポスター…あれ、前に「友人」って言ったアイツだろ?』
紗織:『…はい』
直希:『…彼氏か(笑)』
紗織:『 … 』
直希:『俳優だったんだ。彼氏すげーな(笑)』
倉橋が無言で俯いているのに、矢嶋はいつもより穏やかな表情で倉橋の隣に腰を下ろした。深夜11時、公園の前を佐久間が通りかかる。桜並木を見上げると、倉橋と笑う矢嶋を見つけ 思わず足を止めた。
涼太:『紗織…?』
直希:『こんな時間に何してんだ』
紗織:『別に何も…』
矢嶋への苦手意識から視線を外し俯きながら答えた。
直希:『あのポスター…あれ、前に「友人」って言ったアイツだろ?』
紗織:『…はい』
直希:『…彼氏か(笑)』
紗織:『 … 』
直希:『俳優だったんだ。彼氏すげーな(笑)』
倉橋が無言で俯いているのに、矢嶋はいつもより穏やかな表情で倉橋の隣に腰を下ろした。深夜11時、公園の前を佐久間が通りかかる。桜並木を見上げると、倉橋と笑う矢嶋を見つけ 思わず足を止めた。
涼太:『紗織…?』