『 忘れかけてた恋の色 』~ 短編 2部作~
涼太:『ダメとは言わせないよ(笑)』
紗織:『…どうしようかなぁ』
涼太:『はぁ?嘘でしょ?』
紗織:『…嘘(笑)』

2人はいつまでも抱きしめ合った。キスをしてじゃれあって…。出会った時よりも、付き合い始めた時よりも、もっとずっと「愛しい存在」だと分かっていた筈なのに…。

随分と遠回りをしたことが、なんだか可笑しくて 嬉しく思えた。



< 117 / 120 >

この作品をシェア

pagetop