『 忘れかけてた恋の色 』~ 短編 2部作~
企画を任されてから1ヶ月が経った頃。仕事が思うようにいかないせいか、牧田に苛立ちと焦りが見え始めた。
魚住:「牧田、もっとシンプルに纏め直して」
牧田:「…こっちの方が」
魚住:「クライアントへの最終プレゼン、今週末だから。ね?」
牧田:「…でも」
魚住:「頼んだよ!」
そう残して席を立ち、喫煙ルームへ向かった。
牧田:「…なんだよ、それ」
女A:「ねぇ、魚住さんってキツくない?」
牧田:「え?」
振り返ると若い女子社員たちが立っていた。
魚住:「牧田、もっとシンプルに纏め直して」
牧田:「…こっちの方が」
魚住:「クライアントへの最終プレゼン、今週末だから。ね?」
牧田:「…でも」
魚住:「頼んだよ!」
そう残して席を立ち、喫煙ルームへ向かった。
牧田:「…なんだよ、それ」
女A:「ねぇ、魚住さんってキツくない?」
牧田:「え?」
振り返ると若い女子社員たちが立っていた。