『 忘れかけてた恋の色 』~ 短編 2部作~
魚住:「ごめん、全然気付かなかった」

2人の前に立つと同時に1人の女子社員が魚住に平手打ちをした。
女A:「…」
女B:「アンタ…会社辞めろ。日下さんだけじゃなく、牧田君まで誑かすなんて…マジ最低!!」
魚住:「え?…何の事?」
女A:「何でなの?!日下さんの事好きな人沢山いたのに、何でアンタみたいなヤツが勝ちみたいな顔してんだよ…」
女B:「牧田君だってそうだよ!アンタみたいなオバサンに騙されて、ホント可哀想…。マジ最悪!」

女子社員の話が全く見えず、魚住はキョトンとしたまま動けずにいた。


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