『 忘れかけてた恋の色 』~ 短編 2部作~
男性:「この2つの図面、お預かりしても宜しいでしょうか?」
魚住:「勿論です」
男性:「もっとゆっくり家内と検討させて頂きたいんですが…」
牧田:「是非、よろしくお願いします」
女性:「こんなに素敵なお店がもてるなんて夢みたいです(笑)お二人とお話しが出来て本当に良かったです、ありがとうございました」
男性:「近日中にはどちらの図面にするかお返事しますので、またその時はよろしくお願いします」
魚住:「畏まりました。今後ともよろしくお願い致します」

会社のフロントで2人を見送る。クライアントの夫婦は大切そうに図面を抱えながら、とても嬉しそうに帰って行った。

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