『 忘れかけてた恋の色 』~ 短編 2部作~
牧田:「マキさんって最初すげー素っ気なくて、正直どんな人かと思ったんすよ。そしたら厳しかったけど優しくて…」
魚住:「…(笑)」
牧田:「時々 守りたいなぁって思うくらい可愛いかったし(笑)ホント、マキさんって不思議なくらい…ほっとけなくて…」
魚住:「…何…それ」
牧田:「でも、日下さんと話してる時…いつもすげー楽しそうで、俺の知らない顔してて…悔しいっつうか…マジで嫌で」
魚住:「…」

魚住は只頷いて聞くしかなかった。


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