『 忘れかけてた恋の色 』~ 短編 2部作~
6時半を過ぎると、倉橋のケータイが何度か鳴った。画面には3件の着信がある。開くと全てが三浦の名前だった。溜息混じりに会社を出ようとすると、エントランスで三浦が待ち伏せている。
紗織:『そんなに鳴らさなくてもイイでしょ?』
華 :『逃げないか心配だったの(笑)』
紗織:『何それ(笑)』
そんな話しをしていると、倉橋は同じ部署の先輩「矢嶋 直希」とぶつかった。
沙織:『あ、すみません!』
華 :『すみません』
直希:『ちゃんと前見てろよ!』
紗織:『す…すみませんでした』
直希:『合コンなんて浮かれてないで、もっとしっかり仕事しろよ』
そんな嫌味めいた言葉を吐いて、矢嶋は消えていった。
紗織:『そんなに鳴らさなくてもイイでしょ?』
華 :『逃げないか心配だったの(笑)』
紗織:『何それ(笑)』
そんな話しをしていると、倉橋は同じ部署の先輩「矢嶋 直希」とぶつかった。
沙織:『あ、すみません!』
華 :『すみません』
直希:『ちゃんと前見てろよ!』
紗織:『す…すみませんでした』
直希:『合コンなんて浮かれてないで、もっとしっかり仕事しろよ』
そんな嫌味めいた言葉を吐いて、矢嶋は消えていった。