『 忘れかけてた恋の色 』~ 短編 2部作~
涼太:『紗織さんも苦手なんだ、こういうの』
紗織:『うん、実は…人生初合コン(笑)』
涼太:『…そうなんだ(笑)』

隣で佐久間はニコリと笑った。

紗織:『今日はバイト休み?』
涼太:『そう。もうすぐ舞台があって、その稽古の真っ最中(笑)』
紗織:『え、こんな所にいてイイの??』
涼太:『強引に連れて来られちゃったけど、まぁ一応セリフは入ってるし、遅くならなければね…仕方ないかな(笑)』
紗織:『なんか、ごめんね』
涼太:『なんで謝るの?でも、紗織さんに会えるなんて思ってなかったから、すっげーラッキー(笑)』
紗織:『本当にビックリだよ!こんな事ってあるんだね(笑)』


< 74 / 120 >

この作品をシェア

pagetop