『 忘れかけてた恋の色 』~ 短編 2部作~
紗織:『佐久間くん、何処にいくの?』
涼太:『いいから(笑)』
紗織:『明日、稽古なんでしょ?…ねぇ』
佐久間は何も言わず ただ手を繋いだままで歩いた。無言で居ることに、倉橋は少しだけドキドキしていた。どのくらい歩いただろう…。しばらくして佐久間の足が止まり顔をあげると、そこは倉橋の住むマンションの前だった。
紗織:『佐久間くん、ここ…』
涼太:『ここね、俺の住んでるマンションなんだ』
紗織:『…え?』
涼太:『やっぱり気付いてなかったんだね(笑)』
紗織:『どういう事?』
涼太:『俺ココの3階に住んでるの』
紗織:『そうなの?』
涼太:『超ご近所でしょ?…寒いし寄ってって(笑)』
ニコリと笑うと、倉橋の手を繋いだまま部屋へと歩いて行った。
涼太:『いいから(笑)』
紗織:『明日、稽古なんでしょ?…ねぇ』
佐久間は何も言わず ただ手を繋いだままで歩いた。無言で居ることに、倉橋は少しだけドキドキしていた。どのくらい歩いただろう…。しばらくして佐久間の足が止まり顔をあげると、そこは倉橋の住むマンションの前だった。
紗織:『佐久間くん、ここ…』
涼太:『ここね、俺の住んでるマンションなんだ』
紗織:『…え?』
涼太:『やっぱり気付いてなかったんだね(笑)』
紗織:『どういう事?』
涼太:『俺ココの3階に住んでるの』
紗織:『そうなの?』
涼太:『超ご近所でしょ?…寒いし寄ってって(笑)』
ニコリと笑うと、倉橋の手を繋いだまま部屋へと歩いて行った。